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♪*☆*♪令和7年3月21日(金)
更新♪*★*♪
”桜
”
新学期、新年度の始まりです。
そんな時期に心を和ませてくれるのが桜。
咲いているときだけでなく散るときも美しい
桜には「精神の美」、「優美な女性」、「純
潔」の花言葉があります。
また、フランス語では「私を忘れないで」、
英語ではアメリカの初代大統領ジョージ・ワ
シントンの幼少期の逸話から「優れた教育」
韓国語では「美しい人」といった花言葉があ
るそうです。
品種によっても花言葉が異なりますので近く
に咲く桜の花言葉の由来など調べてみてはい
かがでしょうか。
本糊(ほんのり)つけ
糸が染め上がると機(はた)にかける準備が
始まります。
機織りが始まりすべて織り終わるまでに筬(
おさ)という道具がたて糸をおよそ4万回上下
します。これにも毛羽立たずに糸が強いまま
織り上がるように最後に糊の濃いものをつけ
ます。
糸が束になっている状態で作った糊の液につ
けます。
時間をおくと糊が乾いて糸が束のままになっ
てしまうので糊が乾いてしまわぬうちに糸を
長く張り渡し、はじめは大きく徐々に小さく
分けて切れぬよう、からまぬよう手早く丁寧
にさばいていきます。
絣の柄があるものはこれまでの工程で微妙に
ずれてしまうのでそれを目印をもとにきれい
にあわせ、糸で仮留めをしておきます。
たて糸を筬(おさ)に通す筬通しをします。
筬とはたて糸の密度と幅を保ち、たて糸に通
たよこ糸の目を詰める作業に使用する櫛状の
道具です。
上糸と下糸を筬の羽ひと目にひと組ずつ図案
に添って順番に通します。
筬目がこまかいので間違いのないように通し
ていくのはとても大変な作業です。
どの工程をみても根気と集中力が欠かせない
作業です。
本当に職人さんたちには頭が下がります。