おもいがわざくら
株式会社 結城屋 工房思川桜
yffqn919@ybb.ne.jp
TEL 0285-39-1020

結城紬の織元 “工房思川桜”

基本工程を一貫して行っている
産地で唯一の工房

伝承の手技から生まれる“日本のよきもの”

本物にこだわりを持ち
原料素材を吟味し、制作に妥協せず
結城紬の原点を見つめると同時に
新しさへの挑戦<不易流行>
本気の物造りをしています。

新着NEWS
いつもご覧いただきありがとうございます。
♪*☆*♪令和7年4月18日(金)
更新
♪*★*♪
 

初夏


春から初夏に移り変わる季節、青々とした緑
が目立つようになりますね。
新年度からの新生活に少しずつ慣れてきた頃
でしょうか。
気温差が激しいので体調管理には十分気を付
けてください。
端午の節句に合わせて準備されることが多い
「菖蒲湯」(しょうぶゆ)。菖蒲の根や葉を
浮かべて入浴する行事です。
菖蒲の強い香りで厄や穢れを祓う意味合いが
あるそうです。また菖蒲にはリラックス効果
があり急激にあたたかくなってきた5月の体を
整えるために菖蒲湯が生まれたとする説も。
少し疲れを感じている方は試してみてはいか
がでしょうか。


機巻き

たて糸の上糸と下糸を筬の羽ひと目にひと組
ずつ入れていく筬通しの済んだたて糸を機に
かける前に「機巻き」(はたまき)という作
業があります。
筬に通されたままのたて糸を機巻きの台にか
け、間違いのないように慎重に巻き棒に巻き
取ります。
糸には糸を保護するための糊が強くついてい
るため糸通どうしは軽くついていますので櫛
で糸をやさしくほどきながら巻いていきます。
少しずつ少しずつ櫛でとかしながら全体にか
かる力が均等になるように注意を払い、ゆが
まないようにまっすぐ巻いていきます。


掛け糸かけ

一般的に織物を織る時にはたて糸の上糸と下
糸の両方を上下に動かしてよこ糸が通るよう
に通り道を開ける開口装置があります。
綜絖(そうこう)といいます。
結城紬を織る時に使われる地機には糸綜絖と
いう特有の開口装置があります。
地機の場合は地糸となる下糸だけが上下して
絣の糸は動かないように絣が乱れるのを防い
でいます。
掛け糸には木綿糸を使用し、たて糸の地糸を
1本ずつ木綿糸ですくっていきます。


今回の工程も細心の注意が必要な作業でした
ね。
まだまだ気が抜けません。


























































































































































































































「さとちゃん」があなたを癒します

真綿(まわた)ってご存知ですか?
お蚕さんが作った繭を煮てほぐしたものです。
この真綿でさとちゃんを作りました。
真綿には心をおだやかにする効果があるといわれています。
なにかと疲れやストレスがたまる世の中ですが、さとちゃんを
さわっている時はほぅっとしていただけたら幸いです。

  重さ  10g
  シルク 100%
  使用方法 たださわっていてください
  1コ  550円(税込み)

令和5年12月をもちまして販売を終了いたしました。
お手に取っていただいた方、購入していただいた方誠にありが
とうございました。
























筑波山を望む鬼怒川のほとりにたたずむ工房


結城紬発祥の原点である小山市の絹(きぬ)地区で、風雪に耐えた古民家が工房です。


桜で染めたショールや結城紬の小物などを工房内で販売しております。
桜染めのショールは通常の流通には流していませんので、ぜひ工房にお越しになり、お手に取ってご覧下さい。(平日10時〜17時)

また、当工房は観光用の施設と違い、モノ作りの作業を日々行っています。
個人での見学はご遠慮頂いておりますので、何卒ご了承下さい。