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♪*☆*♪令和7年4月18日(金)
更新♪*★*♪
”初夏
”
春から初夏に移り変わる季節、青々とした緑
が目立つようになりますね。
新年度からの新生活に少しずつ慣れてきた頃
でしょうか。
気温差が激しいので体調管理には十分気を付
けてください。
端午の節句に合わせて準備されることが多い
「菖蒲湯」(しょうぶゆ)。菖蒲の根や葉を
浮かべて入浴する行事です。
菖蒲の強い香りで厄や穢れを祓う意味合いが
あるそうです。また菖蒲にはリラックス効果
があり急激にあたたかくなってきた5月の体を
整えるために菖蒲湯が生まれたとする説も。
少し疲れを感じている方は試してみてはいか
がでしょうか。
機巻き
たて糸の上糸と下糸を筬の羽ひと目にひと組
ずつ入れていく筬通しの済んだたて糸を機に
かける前に「機巻き」(はたまき)という作
業があります。
筬に通されたままのたて糸を機巻きの台にか
け、間違いのないように慎重に巻き棒に巻き
取ります。
糸には糸を保護するための糊が強くついてい
るため糸通どうしは軽くついていますので櫛
で糸をやさしくほどきながら巻いていきます。
少しずつ少しずつ櫛でとかしながら全体にか
かる力が均等になるように注意を払い、ゆが
まないようにまっすぐ巻いていきます。
掛け糸かけ
一般的に織物を織る時にはたて糸の上糸と下
糸の両方を上下に動かしてよこ糸が通るよう
に通り道を開ける開口装置があります。
綜絖(そうこう)といいます。
結城紬を織る時に使われる地機には糸綜絖と
いう特有の開口装置があります。
地機の場合は地糸となる下糸だけが上下して
絣の糸は動かないように絣が乱れるのを防い
でいます。
掛け糸には木綿糸を使用し、たて糸の地糸を
1本ずつ木綿糸ですくっていきます。
今回の工程も細心の注意が必要な作業でした
ね。
まだまだ気が抜けません。