おもいがわざくら
株式会社 結城屋 工房思川桜
yffqn919@ybb.ne.jp
TEL 0285-39-1020

結城紬の織元 “工房思川桜”

基本工程を一貫して行っている
産地で唯一の工房

伝承の手技から生まれる“日本のよきもの”

本物にこだわりを持ち
原料素材を吟味し、制作に妥協せず
結城紬の原点を見つめると同時に
新しさへの挑戦<不易流行>
本気の物造りをしています。

良い物造りは “人創り”
後継者の育成もしております。

新着NEWS
いつもご覧いただきありがとうございます。
♪*☆*♪令和6年7月22日(月)
更新
♪*★*♪
 

セミの声


この時期になりますと、工房の庭ではセミの
ぬけがらがたくさん見つかります。
今でもぬけがらを集める子どもはいるのでし
ょうか(笑)
セミの成虫は寿命が短いうえに飼育が難しい
のでまだまだ謎の多い虫だそうです。
メスを呼び寄せるためにオスだけが大きな声
で鳴きます。
セミと言えば松尾芭蕉の「閑けさや岩にしみ
入る蝉の声」が有名ですが他にもセミの句を
詠んでいます。

撞鐘(つきがね)もひびくようなり蝉の声

〖まるで釣り鐘が響いているようにあたり一
面蝉の鳴き声がしている〗
本格的な夏のはじまりですね。


柄に込められた意味

日本に古来から伝わる着物の柄には、それぞ
れに意味があります。
古典的な文様についていくつかあげたいと思
います。

・鈴(すず)-除災招福
古くから邪気を払う魔除けとして、神事や祭
事で使われている。災いを遠ざけ、神仏の力
で福を招くとされました。


・独楽(こま)-意思を貫く、お金が回る
まっすぐ芯が通っていることから「意思を貫
く」という意味と、回る姿から「お金が回る
」という意味が込められています。


・宝尽くし(たからづくし)-開運招福
如意宝珠(願いのかなう宝のたま)、宝やく
(かぎ)、打ち出の小槌、金嚢(きんのう、
金銭を入れる袋)、隠れ蓑(かくれみの)、
隠れ笠、丁子(ちょうじ)、宝剣、宝輪、法
螺などを散らした文様。福徳を招く文様とし
て喜ばれ、祝儀のきものや帯などによく用い
られています。


・糸巻文(いとまきもん)-不老長寿
「糸巻」とは、その名の通り糸を巻いておく
ための道具。いつも寄り添っていることから
、良好なパートナーシップの願いを叶える文
様です。



伝統的に受け継がれてきた着物の柄にこんな
ふうに意味や願いを込めてきたのですね。
先人たちの発想力や災いに対する気持ち、幸
せを願う心が伝わってきます。

身近なものですと手ぬぐい。
七宝つなぎ、麻の葉、青海波(せいがい
は)、矢絣(やがすり)など名前はわからな
けど見たことはあるという柄にも意味があり
ます。
その時の自分の気持ちに合った柄を選んでみ
るというのもおもしろいと思いますよ。
















































































































































































































「さとちゃん」があなたを癒します

真綿(まわた)ってご存知ですか?
お蚕さんが作った繭を煮てほぐしたものです。
この真綿でさとちゃんを作りました。
真綿には心をおだやかにする効果があるといわれています。
なにかと疲れやストレスがたまる世の中ですが、さとちゃんを
さわっている時はほぅっとしていただけたら幸いです。

  重さ  10g
  シルク 100%
  使用方法 たださわっていてください
  1コ  550円(税込み)

令和5年12月をもちまして販売を終了いたしました。
お手に取っていただいた方、購入していただいた方誠にありが
とうございました。
























筑波山を望む鬼怒川のほとりにたたずむ工房


結城紬発祥の原点である小山市の絹(きぬ)地区で、風雪に耐えた古民家が工房です。


桜で染めたショールや結城紬の小物などを工房内で販売しております。
桜染めのショールは通常の流通には流していませんので、ぜひ工房にお越しになり、お手に取ってご覧下さい。(平日10時〜17時)

また、当工房は観光用の施設と違い、モノ作りの作業を日々行っています。
個人での見学はご遠慮頂いておりますので、何卒ご了承下さい。